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皇 総司


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皇 総司(スメラギ ソウジ)

身長/体重:184cm/88kg
年齢:34才
血液型:A型
特徴:黒髪、濃茶の瞳、日焼けした肌
出身:蝦夷領札幌都
趣味:体を動かすこと、力を使うこと、模型作り
特技:剣術、柔術、人の話を聴く(聞き上手)
家族:父、母、弟、妹、妹、弟
職業:札幌都屯田兵団第二師団長

 蝦夷領を統治・防衛する屯田兵団で文官として働く両親のもとにうまれた皇家の長男。両親とも陸前國仙台郡の出身であるため、生まれは札幌都だが、幼いころは数年間仙台で暮らしていた。文官の両親をもつとは思えないほどの身体能力と、両親ゆずりの正義感をあわせもち、幼いころから喧嘩っ早くやんちゃだが心やさしい少年として、地元の村中の子供たちから兄貴分と慕われていた。また、先住民(アイヌ)や異端児(ハーフ)など、無法地帯蝦夷に暮らすアウトロー的存在である「はぐれもの」にもわけへだてなく接し、鎖国が厳しくなる世の中にあって、いつか異国に行ってみたいと豪語する先進的な考えの持ち主でもあった。
 ふらふらと気ままな生活を送っていた総司もついに両親の説得によって、24歳でようやく屯田兵としての職を得て屯田兵団に入団するが、ありあまる力は戦闘や訓練よりも、いたずらや冒険、正義のためのケンカに注ぎこみ、いつも上官たちに怒られる毎日。さらに、素行が悪いくせに人望やがあつく武術の才にあふれる総司を妬む先輩や上官たちのいやがらせのせいでなかなか出世できずにいた。
 総司も30才をすぎ、ようやく屯田兵団第二師団長になった頃には、皇櫻府(政府中枢)のと天皇の専横的な政策の下、さらに過激な鎖国政策を強いられる世の中になっていた。屯田兵団はこれまで以上にアイヌやハーフや罪人たち「はぐれもの」を取り締まるようになり、ついにある日、アイヌを中心とした「はぐれもの」の集落のひとつが全滅。住民は総司の友人である3人のアイヌの兄弟を残し皆殺しの憂き目に遭う。これに激昂した総司は、己の上司であり友人の仇となった屯田兵団の団長を殺害。真尋をはじめ団内の仲間や「はぐれもの」たちとともに札幌都を制圧し、茨沼で反乱軍を結成。事実上、国相手に命がけの喧嘩を売ることになる。
 酒が大好きで美人に弱いダメ親父のように見えるが、根は実直で懐の深い大和男児。真尋のことは誰よりも大切な存在と思っているが、「娘みてえなもんだ」と公言し、恋情とは認められない臆病な面も持つ。総司の絶対的右腕であるかぐやいわく「めちゃくちゃ」な剣術の使い手。脳筋裸族仲間と認めているからか、雷豪や五条と気が合う様子。無駄に声がでかく豪快だが、模型作りのようなちまちました作業が大好き。
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菅原真尋

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菅原 真尋(スガワラ マヒロ)

身長/体重:154cm/49kg
年齢:18~20才?
血液型:不明
特徴:緑がかった黒髪、黒い瞳、白めの肌
出身:蝦夷領札幌都
趣味:エゾリスの観察
特技:学問全般、薙刀
家族:不明
職業:札幌都屯田兵団指令室指令見習い兼護衛


 出自の一切が秘匿にされている美少女。二十歳に届くか届かないかと言う顔立ちに似合わない膨大な知識と、小柄な体からは想像もつかない戦闘能力を持ち、感情を一切表に出さないため、周囲から畏怖と恐怖をもたれている。
 「菅原真尋」は、今上・芳守天皇の従姉であり、軍事・政治の実権を握っている薫内親王が自分の身代わりや不老不死の研究のためにと作らせた四人のクローンのうちの一人である。他の三人は、クローン生成時の欠陥等が原因で全員10歳までも育たずに死亡。唯一完璧なクローンとして生き残った真尋もまた、大脳の欠陥による感情障害を抱えていた。その後真尋は天皇家の頭脳とよばれた天才宰相・菅原氏のもとで娘として育てられ、また皇領近衛団長で征夷大将軍の十六内(いざない)将軍に薙刀の訓練をほどこされ、文武どちらも突出した能力をもつ最強の影武者となるはずだった。だが、薫の悪政に耐え切れなくなった菅原氏は真尋をつれて逃走、菅原氏はつかまり処刑されるが、真尋は菅原氏の親友だった陰陽師・安倍春明のもとにかくまわれる。その後、春明と交流のあった総司のつてで、春明の息子・夏明とともに真尋もまた蝦夷領へとわたり、屯田兵団の司令室で働くこととなる。のちに春明が失踪したため、皇室関係者以外で真尋の出自の秘密をすべて知っているのは、夏明だけとなった(薫内親王の顔を知る人間は側近の数名だけであり、またクローン計画は公にできなかったため、誰も気がつくことはなかった)。指令室勤務となってからはなにかとちょっかいやめんどうをかけてくる総司のお目付け役としてもたちまわるようになり、徐々に心を開いていった(総司談)。総司が謀反をおこしたときには、初めて自分の意思で上官である屯田兵団長を裏切り、総司や夏明とともに茨沼で反乱軍に与する事になる。
 武人や高官に囲まれていた時間が長かったため、非常に堅いしゃべり方をする。相手のことは基本的には姓で呼ぶが、彼女なりの基準によって「殿」や階級名がつくかつかないかがわかれる(姓を名乗っていない相手は名前で呼ぶ)。ちなみに総司のことは「皇(すめらぎ)」と呼び捨てである。真尋を気遣う総司の意向により、茨沼では夏明とともに軍師的な立場におかれるが、重要な戦では自ら戦場を駆る女武者として活躍する。戦闘における総合能力はかぐやに及ばないが、感情の欠落故に死をも恐れず慈悲もないため、いざとなるとかぐや以上の「戦場の鬼」となる。総司のことはこうるさいダメオヤジとしか思っていないように見受けられるが、彼女が絶対的な忠誠を誓うのは総司ただ一人である。往々にして冷たい印象を与えているが、彼女がエゾリスをじっと見つめる姿が何度も茨沼の中で目撃されているらしい。

山本赫弥


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山本赫弥(ヤマモト カグヤ)

身長/体重:181cm/67kg
年齢:28才
血液型:AB型
特徴:黒髪、黒い瞳(夜の色)、肌はやや白め
出身:常陸國筑波郡
趣味:剣術、読書、料理、酒
特技:剣術、料理、歌
家族:父、母、弟
職業:太平洋東方沿岸警護軍第三部隊隊長

 武家の名門で筑波郡の領主でもある山本家の長男。満月の夜に生まれたこととあまりの美しさに女児が生まれたと勘違いした父親によってかぐやと名付けられる。幼いころから聡明で利発、剣の腕も、東日本に並ぶものなしといわれる父を超えると目されるほどの才能をもっており、16才の若さで警護軍大学校を主席で卒業した後東日本では最高のエリート軍と名高い太平洋東方沿岸警護軍に配属される。その後関東地方の軍港部隊を転々としながら経験を積み、その実力と人柄で多くの人望をあつめ、24歳のときに太平洋東方沿岸警護軍の中でもたった3つの帝(ミカド)の直属部隊のひとつである第三部隊の隊長に任命される。階級は沿岸警護軍大佐。勤務地は第三部隊本拠の横須賀と、沿岸警護軍駐屯地のひとつである霞ヶ浦。
 真面目で高潔、懐が深く面倒見の良い性格だが、繊細で感受性豊か、激しい想いを内に秘めている面もあり、意外と短気で頑固でもある。剣術の鍛錬に人生を捧げているほどの剣豪だが、読書も好きで文学や史学にも通じている。忙しい軍人生活の合間を縫っては料理に精を出す料理好きでもあり、家族や山本家に仕える家臣・仕様人たちにふるまっては彼らの舌をよろこばせている。また、酒も好きで名酒に目がないが、いかんせん酒に弱いため常にジレンマを抱えている。その容姿と人柄に惹かれる男女は数知れずいたが、本人がまったく恋愛ごとに疎く、またあまりにも高嶺の花であったため、伴侶や恋人がいたことはない。
 皇領近衛団(日本一のエリート部隊)への引き抜きを控えたある日、幼いころから誰よりもかわいがってきた弟・吾妻の裏切りにより両親は殺され、赫弥は身に覚えのない汚名を着せられたうえに吾妻の手にかかって
重傷を負う。追手から赫弥を逃がすために一人屋敷に残った部下で護衛の桃花鳥沢は行方不明となり、吾妻の護衛だった五条に守られながら、赫弥は北へと落ちのび、蝦夷地へと渡ることになる。

山本吾妻

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山本吾妻(ヤマモト アヅマ)
身長/体重:186cm/79kg
年齢:24才
血液型:B型
特徴:黒髪、琥珀色の瞳、肌はやや浅黒い
出身:常陸國筑波郡
趣味:写真、水泳
特技:水泳、籠球、歌
家族:父、母、兄
職業:太平洋東方沿岸警護軍第七部隊副隊長

 武家の名門で筑波郡の領主でもある山本家の次男。真夏の暑い日に生まれたことと目がきらきらしてた(父談)ため「太陽」を意味するあづまと名付けられた。幼いころから明るく活発で生傷の絶えないヤンチャな少年だったが、端正な顔立ちとだれにでも心を開いて接する憎めない性格で老若男女から可愛がられ愛されてきた。また、兄には及ばないとはいえ剣の腕も人並み以上で、また抜群の運動神経を誇っており、兄のあとをおうように入学した警護軍大学校を18才の時に優秀な成績で卒業する。文武どちらにおいても主席になれる実力はあったが、あまり勉強が好きではなくさぼっていたため主席は逃した。その後兄とおなじく太平洋東方沿岸警護軍に配属となり、現在は鹿島を本拠とする第七部隊で副隊長を務める。階級は沿岸警護軍少佐。
 屈託なく明るいまさに太陽のような性格だが、愛されたい、嫌われたくないという願望が強い面もあり、悩みや苦しみや汚い感情を内に隠す傾向がある。無邪気で溌剌とした人柄は愛されると同時に敵も多く作ったが、彼らの妬みや憎しみからいつも自分を守ってくれた兄のことを親愛や恋愛の次元すら超えるほど愛している。多くの女性と浮名を流しているのは、兄が大切すぎて誰にも真剣に向き合うことができず長く付き合えないため。運動神経がよく色々なスポーツをやっているが、とりわけ得意なのは水泳と籠球。また、端正な顔だちと抜群のスタイルを買われ、軍人としての任務に支障のない範囲でという制限つきで芸能活動(主にモデル)も行っており、そのおかげで多方面に人脈をもつ。本人もファッションにはこだわりがあり、軍服を勝手にアレンジしては上官に怒られている。
 根っからの軍人である兄の知らない世界に触れ、多くのことを知ってしまった吾妻はやがて、愛する両親と兄に刃を向け、自らが山本家当主となって徐々に軍中だけでなく政治の世界でも権力を掌握していくことになる。

桃花鳥沢太郎

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桃花鳥沢太郎(トキサワ タロウ)

身長/体重:178cm/72kg
年齢:24才
血液型:A型
特徴:栗色の髪、明るい黒の瞳、やや色白
出身:下野國足利郡
趣味:六絃琴、歌、蹴球
特技:どこでも寝れる、女の子の三位寸法をあてられる
家族:祖父、父、母
職業:赫弥の護衛、太平洋東方沿岸警護軍第三部隊補助隊員

 下野國足利郡の旧家・桃花鳥沢家の一人息子。小さな家とはいえ地主の旧家であり、いずれは帝に仕える立派な男になってほしいという両親の願いもむなしくとにかくなまけもので勉強も武術の修行もさぼってばかり。かわいい女の子を見つけてはあとを追いかけてまわる姿に呆れた父は、太郎が14才になった時、昔からの知人である山本家当主に「息子の性根を鍛えなおすために仕えさせてほしい」と頼む。
 快く承諾してくれた山本家を顔合わせのために初めて訪れた日、武家への奉公などまっぴらだった太郎は父と山本が話しこんでいるのをいいことに屋敷の垣根をのりこえて逃げ出そうとするが、そこを赫弥に発見される。その美しい姿を見て女性と勘違いした太郎に軽薄な言葉をかけられ激怒した赫弥は木刀で完膚なきまでに太郎をぶちのめすが、男であったとこやその剣の腕前にさらに興味をそそられた太郎は山本家に仕える決意をかため、その日から赫弥の護衛(というより弟子)として奉公することになる。面倒なことは嫌いな性分だが、赫弥に徹底的に鍛えられたおかげで剣術のほうはめきめきと上達。学問のほうが足をひいてぎりぎりの成績ではあったが警護軍大学校の短期課程に合格し、卒業後太平洋東方沿岸警護軍の補助兵として第三部隊に配属され実質的に赫弥の部下となる。
 どうしようもなく軽薄でむこうみず、馬鹿な言動もしょっちゅうだが、基本的に性格はとても穏やかで優しく、滅多に怒ることもない。女の子が大好きな自称女性崇拝者(フェミニスト)で、顔も美形の部類に入るがどうにもモテたためしはない。女の子にモテるために楽器の特訓をしたが、肝心の歌のほうは耳を覆いたくなるほどの音痴。また、蹴球が好きで、よく家臣仲間と遊んでいるほか、常陸國の地元蹴球団を熱心に応援している。赫弥のことは兄であり師匠であり友人でありこの世で一番大切な人だと思っている。普段は赫弥を「赫弥さま」と呼ぶ。女にたとえられることを嫌う赫弥をたまに「姫」と呼ぶが、不思議と太郎だけは怒られない。吾妻のことも「吾妻さま」と呼んではいるが、赫弥にべったりでしかもモテる吾妻が大嫌い。
 吾妻の裏切りにより追われる身となった赫弥を逃がすために一人屋敷に残ったのち、行方不明となるが……。

五条

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五条(ゴジョウ)

身長/体重:189cm/100kg
年齢:不明(推定30才前後)
血液型:不明
特徴:黒髪(染めているため実際は金に近い茶)、濃い灰色の瞳、浅黒い肌
出身:不明
趣味:鍛錬、酒、旅
特技:槍術、柔術、水泳
家族:不明
職業:吾妻の護衛

 15年前、全身に大怪我を負って山本家の屋敷の前で倒れていたところを保護された謎多き男。記憶を失っており、名前も年齢も出身も一切わからなかったため、倒れていた時に握りしめていた紙きれに走り書きされていた「五条」という単語を自らの名前として名乗るようになった。まだ少年だったその時から逞しい体つきをしており、また髪の色や瞳の色、野性的な容貌に異国の血が混じっていることを悟った山本は、五条の髪を黒く染めさせ、幼い吾妻の護衛として仕えさせた。
 悲劇的な事件をにおわせる過去に反し、性格はいたって闊達で豪放磊落。細かいことは気にしない性分で、短気で荒っぽくはあるが根には持たない。情に篤く涙もろい面もあり、感情のふれはばが非常に大きいが、根は一本気で猪突猛進。男が惚れる男であり、正義漢・熱血漢と皆に慕われる兄貴分的存在。
自身は何の記憶もないが、武術の腕は何をやらせても人並み以上で、特に槍術と柔術にかけては赫弥すらかなわないほどの実力を持っている。体を鍛えることが大好きで、筋骨隆々とした体が自慢。また、体格のわりに水泳も得意としており、暇をみつけては吾妻と海に泳ぎに出かけている。酒好きでかなりの酒豪であるため滅多に酔い潰れはしないが、酔うと脱ぐ癖がある。ちなみに普段は「動きやすいから」という理由で山伏のような装いをしている。
 吾妻のことは「吾妻」と呼び捨てで呼び、護衛というよりは悪友のような間柄で、一緒にやんちゃをしては赫弥や山本に叱られている。一方赫弥のことは「赫弥殿」と呼び、おそらく自分と同じような年齢なのにすでに出世街道を
ひたはしるその能力と聡明な人柄、凛とした容姿に崇拝に近い念をいだいている。桃花鳥沢のことは「トキ」と呼び、手はかかるがかわいい弟のように接している。
 過去に山本に警護軍大学校への入学をすすめられるが、自分が仕えるのは帝ではなく山本家のみ、と断っている。吾妻が警護軍に入隊し仕官してからは自由な時間が増えたため、旅に出ては騒動を起こして土産話を持ちかえってくることが増えた。
 吾妻に裏切りの計画を告げられ、自分の「仲間」にならないかと説得されるが最後まで反発する。その後吾妻の「仲間」に捕らえられ駐屯地の地下に鎖で繋がれるが、鎖を引きちぎって脱出。燃え盛る山本家の屋敷で大怪我を負い吾妻に殺されそうになっていた赫弥を間一髪で助け出し、彼を守りながら蝦夷地へと落ちのびる。

宮田雷豪

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宮田雷豪(ミヤタ ライゴウ)

身長/体重:178cm/75kg
年齢:25才
血液型:O型
特徴:黒髪、黒い瞳、濃い眉
出身:若狭国三方郡
趣味:剣術、酒、釣り、登山、海遊び
特技:剣術
家族:祖母、異母弟
職業:越前国自治機動隊第2小隊長

 若狭国の没落武家で、細々と商売を営む宮田家の長男として産まれる。質素で平凡ではあるが幸せだった日々は、はやくに亡くなった実母のあとに父と結婚した女性がアルビノの子供を生んでから激変する。「物の怪が産まれた」とさげすまれ、異国人と交わったのではないかと疑惑をかけられた後妻が狂乱。わが子を殺そうとする彼女から逃げるように、雷豪と産まれてまもない異母弟は、隣国・越前国に住む祖母(実母の母)のもとへと身を寄せる。開国派としてさまざまな危険な活動に手を染めながらも国や民の未来を憂う、義に篤い祖母の背中を見ながら育った雷豪は、いつか自分も国のため、民のためそして弟を守るために戦う義士になりたいと願うようになる。そして義務教養課程を終えてすぐ、16才で、祖母の組織する自治機動隊の隊員として活動をはじめた。
 だがその頃から、さげすまれ、虐げられ、隠れるようにして生きてきた弟・六華が次第に犯罪者や密入国者たちで組織された”シノビ”集団に次第に傾倒するようになり、熱い志をもつ雷豪と冷めた六華は反発しあうようになる。そして3年前のある日、”シノビ”たちが越前領主の屋敷を襲撃した際、加勢していた六華を”シノビ”から引き離し連れ戻そうとした雷豪の行動が結果的に”シノビ”たちの捕縛につながったことがきっかけで、雷豪と六華の仲は決裂。この戦いの中で祖母がシノビに殺され、六華は捕縛の手を逃れ行方不明となった。また、祖母を殺し弟を”シノビ”に引き入れた男と、彼と通じていた越前領主の妻を手にかけた雷豪もまた追われる身となり、犯罪に手を染め故郷を火の海寸前にまで追い込んだ異母弟を案ずる気持ちと許せない気持ちが交差したまま、彼を捜しながらの逃亡を続けることになる。
 逃亡を続け、ついに蝦夷地にたどりついた雷豪は、かつて旅行で越前を訪れていた際に知り合った五条のつてで茨沼反乱軍に入隊。赫弥たちの説得や協力のもと捜しだした六華とついに再会。紆余曲折を経て兄弟の絆を取り戻すこととなる。
 無骨でまっすぐ、単純な気性の持ち主。素直で寛容、おおらかな面もある一方で、せっかちで短気な面や冷静で頼りがいのある面もあわせもつ不思議な魅力がある。勉強は苦手だが剣の腕は一流で、二刀流の使い手。また、釣りや山登り、海遊びなど自然の中で遊ぶのが好きな野生児でもある。女性には人並みに興味はあるようだが、不器用なことと弟のことで頭がいっぱいなのが災いして浮いた噂はない。弟に六華と名付けたのは雷豪である。理由は「白くて雪みたいだったから」。

宮田六華/六

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宮田六華(ミヤタ リッカ)/六(リク)

身長/体重:164cm/61kg
年齢:19才
血液型:AB型
特徴:白髪・白い肌のアルビノ、金に近い茶(左目)・緋色(右目)
出身:若狭国三方郡
趣味:暗器収集、賭け事
特技:スリ、偵察、変装
家族:異母兄
職業:なし(盗人)

 宮田雷豪の異母弟。雷豪の父の後妻の子として生まれたが、アルビノであったためさげすまれ、実母にまで殺されそうになっていたところを、父のはからいで異母兄とともに隣国・越前国へと逃げのびる。若狭国よりはましとは言え、越前国も保守派層が多かったため、相変わらず隠れるように暮らす毎日を送っていた陸華が、唯一頼れるのは血のつながった異母兄・雷豪だけであり、雷豪もまた目に入れてもいたくないほどに六華をかわいがっていた。
 だが、雷豪が祖母のあとを追うように自治機動隊に入隊し、開国派としての活動に熱心になるにつれ、六華の孤独は増してゆき、また、周囲から慕われ信念のためにまっすぐに生きる兄と自分を比べてコンプレックスをつのらせていた。その心の弱みにつけこんだ”シノビ”の男にそそのかされて、次第に六華は社会の闇に手を染めることとなる。そして3年前、”シノビ”仲間たちが越前領主の屋敷を襲う暴動に参加していた六華は、自分たちの捕縛につながった兄の行動を「裏切り」と思いこみ、兄を憎んだまま一人捕縛の手をすりぬけて逃亡する。
 その後はいつか兄に復讐するという思いと、兄が自分を裏切るわけがないという思いの間で葛藤しながらも、六華という名を「六(リク)」と変えて各地の”シノビ”組織を歩き渡り、酒と金と色にまみれた自堕落で享楽的な生活を送り続けていたが、陸前國で暴動が起こった際に捕縛され、網走監獄に送られることになる。その道中、アルビノを売り金儲けをしようとする政府ご用達商人集団に狙われるが、護送集団を指揮していた警護軍警備隊長の伊達睦月と、すでに茨沼に与していた雷豪の作戦で救いだされ、そこで兄弟は3年ぶりに再会を果たす。その後紆余曲折を経て、雷豪と六華は再び絆を取り戻すこととなる。
 本来は無邪気で天真爛漫、人懐こく甘え上手な性格。悪戯好きで後先考えずに行動するところもあるが、どこかそれを許してしまう雰囲気を持つ。だが一方で、長く蔑まれる日々を送ったせいで、物事を冷めた目で見る癖があり、また、自分や自分の大切な人に敵意を向けてくる者に対しては残忍なほどに冷酷になる。また、気分屋でころころと言動が変わることもあり、掴みどころがない。さらに、社会の暗部を渡り歩いてきたために年齢のわりにスレたところがある。兄に対しては、みんなの前では一歩距離を置いたような態度をとっているくせに、二人になると子犬のように甘えだす。”シノビ”時代に教え込まれた盗みや賭け事の腕は天下一品。敏捷で柔軟な身体能力を生かした偵察や変装も難なくこなし、飛刀を自在にあやつる。

安倍夏明

なつあき

安倍夏明(アベノ ナツアキ)


身長/体重:168cm/55kg
年齢:16歳?
血液型:不明
特徴:黒髪、黒い瞳
出身:山城国京都
趣味:裁縫
特技:陰陽道、学問、計算
家族:父(失踪)、母、姉、姉
職業:陰陽師

 名高い陰陽師の家系である安倍家の末裔。京都に生まれ、16歳のときに皇領へと移り住む。総司いわく「化け狐顔」で、いつも人をくったような笑みを浮かべている。容姿はまったくの年齢不詳でどちらかというと幼く見えるが、実年齢は30近いらしい。ただし本人いわく「ボクは永遠の16才」で年齢の話になるととたんに不機嫌になる。
 安倍家は代々天皇のお抱え陰陽師として活躍し、夏明の父もまたそうであったが、父と姉二人は権威主義の政治や俗世の雑事から一歩引いて陰陽道にはげむことを第一としていた。しかし夏明は、父のつてを最大限利用し、政治や軍事の中枢に関わり、あらゆる知識や情報を仕入れ、あらゆる人脈を築くなど、要領のよい世渡り上手であった。また、父や祖父がそうであったように、夏明もまた「科学者」としての一面をもっていた。"如月の悲劇"以降わずかに残った先端技術や知識を研究し、禁じられたはずの外国との交流を通して情報を仕入れ独占する研究者集団「妖道衆」の一員として限りなく皇櫻府の中枢に近いところまでもぐりこんでいたが、心の中では父とおなじく横暴で腐敗した政権を憎んでいた。忠臣だった菅原氏がクローンの「真尋」をつれて逃走した際、父とともにその手助けをし、真尋をつれて蝦夷へと渡ることになる。
 とにかく自分の欲望のままに生きている節があり、非常な楽天家。要領がよく適当でうさんくさい、と言われることも多いが、節度はわきまえており、また陰陽師としての能力も学者としての能力も一流。笑顔でふわふわとした雰囲気の裏には、総司にも負けない熱い義侠心が潜んでおり、知識と経験を生かしこの国の行く末と茨沼の将来を真剣に考えている。真尋の秘密や、「妖道衆」時代に知りえた国家機密などを絶対に他言しない口の堅さを持っているが、逆にどうでもいいことは彼に知られればすぐに茨沼中に広まってしまう。父親の知人だった総司とは旧知の仲。また、皇領で陰陽師として働いていたときには山本兄弟とも交流があり、かぐやよりも前に吾妻の小さな異変に気がつき警告をしていた。真尋は「かわいい妹」らしく、総司の接近を阻んだり、かとおもえばくっつけようとしてみたりといろいろ楽しんでいる様子がうかがえる。

伊達睦月


人物画:coming soon...



伊達睦月(ダテ ムツキ)

身長/体重:182cm/70kg
年齢:25歳
血液型:不明
特徴:茶に近い黒髪、黒い瞳
出身:陸前国仙台郡
趣味:芸術鑑賞、装身具収集
特技:馬術、歌舞音曲、書画
家族:父、母、兄、姉、妹
職業:陸前国内陸警護軍第一部隊長

 仙台郡領主である伊達家の次男。優男風の自己愛者(ナルシスト)で一般常識とズレたところのあるおぼっちゃんだが、陸前国内陸警護軍の精鋭である第一部隊の隊長をつとめており武術の腕は折り紙つき。雷豪と同じく二刀流の使い手である。また、幼い頃から書画や詩歌、音曲や舞などの方面に類まれな才能を発揮し、装身(ファッション)にも人一倍のこだわりをもつ芸術肌でもある。
 幼い頃からおぼっちゃんとして大切に育てられ、何不自由なく生活してきたが、皇領や関東にくらべれば田舎である陸前での生活は睦月には物足りず、ある日単身こっそり上京。剣の腕に自信があった睦月は、たまたま通りかかった太平洋沿岸警護軍の練兵場で、あろうことか東日本屈指の剣豪である山本赫弥にそれと知らず一騎打ちを申し込み、あっけなく敗北する。その夜、落ち込む睦月に赫弥は手料理をふるまい、故郷を守ることの意味を説き、また睦月の文武の才は修練次第でやがて花開くと語りかけ、睦月を国へと返した。たった一日の逢瀬だったが、それ以来、睦月は赫弥を崇拝するようになった。また、当時華見世(ファッションモデル)としても活躍していた弟・吾妻のこともこっそりと手本にしており、自他共にみとめる山本兄弟信奉者であった。 その後は故郷の内陸警護軍で順当に腕と階級をあげ、名実ともに部下にも慕われ(時に「よくわからない」「隊長の感性にはときどきついていけない」と言われ)るまでになった睦月の名声は、遠く赫弥のもとにまで届くことになる。
 山本兄弟の離反と、赫弥の失踪を知った睦月はひそかに各地に間者を放ち、赫弥が無実の罪で追われ、負傷しながらも蝦夷地へと流れ着いたことを知る。暴政で民を苦しめるだけでなく、憧れの剣聖までも陥れた皇櫻府と山本吾妻に対し義憤をいだきつつも何もできない歯がゆい日々を送っていた睦月のもとに、ある日、茨沼の赫弥から便りが届いたことから、睦月は六華を守り、雷豪との絆を取り戻させ、そして茨沼へと与することとなる。
 とにかくいつも謎の自信に満ち溢れており、時にうざったいほどの存在感を放つが、基本は「いいあんちゃん」。美容や装身のことに関しては女性以上に詳しいといっても過言ではない。桃花鳥沢とは犬猿の仲で、睦月いわく「存在がかぶってるんだよネ」(ちなみに太郎はこの発言を全面否定している)。我流である雷豪の二刀流とは正反対の、美しく基礎のしっかりした二刀流で戦う。また、馬上の戦を得意としている。
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